
***レトロな雰囲気漂うアンティークガラス入荷しました***
ではなく
朝工房のバケツに張った氷、みたいな。。
工房が山手にあるせいか自宅のある下界とはかなりの温度差。
水道も昼過ぎまでは凍ってます。
この山の倉庫で家具を作り始めての初の越冬なわけで
サミーサミーと思ってたら、
そういえばこの工房ドアが付いてない。。一枚だけですけどね。
ドアナシにおさらばするべく早速製作開始。
この際ヨレヨレになっていた既存の表口のドアも取り替えることに。
新たにここを正面入り口にしようとあれこれ妄想中です。
いろいろと工房の改造計画を思案しております。。
昨日ある新聞社の記者の方から連絡があり、電話取材を受けました。
こんな田舎の山中でゴソゴソとオーダーで家具を作ってる若者がおるという
ことに関心を持って頂けているようでした。
記事になるかは未定のようですが、
どんな経緯で家具職人の世界に入ったか、なぜこの場所で家具作りを行うのか、
今後どんな活動をしていくのか等々、お話しさせて頂きました。
とりわけ『田舎』と『オーダー家具』という組み合わせが今後どう展開していくのか?という点がポイントだったように思います。
確かに田舎。
周囲にはエコカー保有率よりトラクター保有率の方が高いのは間違いないし
田舎の静かな山中の小屋にはほとんど人通りもなく、
普通にやってたら誰からも気付かれないでしょう。
かといってドッとひとが押し寄せる場所で店を構えるのも性に合わない。
むしろこんな人気のない場所からどこまで声が届くのか?
どこでやるのか よりも なにをやってるのか?
純粋にその反応を確かめられる。
ポジティブに捉えればそんな場所かも知れません。
まあ、今のコウバの話があったときそんな考えもよそに
自分の城を持てるコウフンした気持ちしかありませんでしたが。。
つい人は結果にとらわれがちです。
結果とは?
成功か失敗か?白か黒か?だけじゃない結果もあるはずです。
「お前 自分に勝ったとや?」
そんな先輩方の声が聞こえてきそうです。。
結果を結果として追わず、
信じることと、持続すること。
その二つが私のパーソナルテーマです。
いまこの場所でこうして家具が作れる事に感謝しよう。
そのときそのときでいろんな選択をし、精一杯やるなかで人や環境といった縁は自然と訪れる。田舎だろうが都会だろうがその結ばれた縁を大切にする事で次なる縁はやってくる。
結局は誰にでも当てはまるのでしょうが
目の前にある今自分にできることをやるのみです。。
「広島の山奥になんかいい家具屋があるみたいよ。。」
と、ウワサされる家具屋になってやります。