
今年も助っ人入店の季節です。。
昨日から工房に頼もしい新メンバーが加入。
主にテーブル天板やチェストやキャビネットなどの
ハコモノに使う無垢材の部材を研磨するための機械。
大きなベルト状の紙ヤスリがグルグル回ります。
今まではほぼ手作業で(ハンディタイプのサンダーで)行っていましたが
無垢材の家具の場合、機械の加工中に付いた焦げや鋸目を削り落として
表面をキレイに仕上げる「研磨作業」は無垢材の家具を作る行程で
大きな比重を占めています。
何でもかんでも機械化や効率化を優先すれば冷たい感じがするけど
機械の方が優れる作業は機械に譲り、
ヒトの技術や感覚が活かされる作業に注力する。
お客さんからお金を戴いて商品をつくる仕事だから、
その辺りを常に意識しながらより良いモノ作りを目指したいと思う。

機械屋さん。なんだか妙に可愛らしく見えるオフタリの図。。。
横巾3.2メートルもあるため一度分解した後搬入、現場で再度組み立て設置。
黙々と作業して下さいました。

設置完了。二列に三角形に張られたベルト式サンドペーパーが回転する。
二種類の目の粗さの違うペーパーを装着し段階的に仕上げる事ができる。
大きな部材でもペーパー下の木製の台が前後に移動することで
少しずつ位置を変えながら楽に研磨出来ます。
手元を照らす蛍光灯まで付いとりマス。
ペーパーの回転速度まで変えられマス!
店主昇天の一品!!

黒板消しみたいなのでペーパーの上から押さえつけるように使用。
とはいえ、最後の最後の仕上げはやっぱり手作業で仕上げることになると思います。
府中のU田さん有難うございました!
ウエサコ機工さん無理聞いて頂いてスミマセン。。遅くまでご苦労様でした!