2010年08月18日

8.18

1007mini白黒.jpg1007 high&low back easychair 1/5 scale...
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2010年08月05日

1007 high&low back chair...

四月に初めてご来店戴き
オリジナルデザインの椅子のご依頼を戴いた
あるお客様。

それ以来お住まいの広島市内から有り難くも
何度となく車を走らせてご来店戴いている、
スジガネ入りの家具好きのお客様です。

Arne VodderやGrete Jalk,Ole Wanscher などなど、
デンマークのヴィンテージを中心とした北欧の椅子がお好みで
今回の製作に関しても細部にまで強いコダワリをお持ちの方です。
ご提案と図面修正を数ヶ月間繰り返し今月からいよいよ
本格始動となりました。

いろんな意味でアツい日々のスタートです。

1007スケッチ.jpg
1007のスケッチと新アシスタントの小男(笑)
体は小さいがミニチュア製作時には良い仕事をしてくれるので即採用。
只今、名前募集中(笑!)
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2010年07月25日

ひと編み、ひと編み

籐芯.jpg

カスタムオーダー戴いたマホガニー材の#905チェアの座面を
籐の丸芯で手編みしていく。

椅子の座面と一口に言っても、
木を削り込んだ板座やウレタンなどのクッション材に布地を張り込んだもの、
紐やテープを編んだもの、革や布地をシンプルに張ったものなど様々。

どの場合もその素材感が座り心地に直結し、
意匠的な要素、
椅子のデザインのポイントと密接に関係している。

座るための道具のIdentity?のような。。

今回使用した籐芯も一本が2ミリという細さだが
編み込まれることでよりその繊細さが際立ち丈夫な座面となる。
プロトタイプで製作した段階から
素材はマホガニー材と組み合わせるなら籐芯がベストだと
心の中で決めていた。
そのプロトタイプをお客様に実際見て座っていただき
『これと同じものを』
の言葉を戴けることは、
自らの想いを手間暇をかけて
カタチにしたことが報われる瞬間でした。

「楽に作れる」

「効率が良い」

は、あくまでも作り手側の都合。

確かに無駄は美しくはないけど
効率だけでは物足りない。

先ずは『良い』と感じるものを
カタチにしたいと思う気持ち。
無心になれるかどうか。。

その後に効率やコスト面を巧く解決するのが
良い職人でありデザイナーであり
そこからが本当の仕事だと思う。

いろんな考えがそれぞれあると思うけど
僕はそんな想いで
いつもつくっている。

手編み2.jpg
張り前の木部と張り後の#905
手編み.jpg
一編みずつ手で編んでいく。
編み始める前に籐芯を熱湯にしばらく浸して柔らかくする。
こうすることで折れやすい籐芯を座枠のカタチに馴染ませ仕上がりをきれいにする。
また乾燥により籐芯が収縮することで編み込みが締まり、
座面の弾力が増す。この弾力が何とも座り心地良い。
籐芯2.jpg
完成。編み込みの隙間からは床や椅子の脚が透けて見える。
見た目にも軽い印象を与える籐芯編みの座。
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2010年07月09日

#909/ottoman

#909otto.jpg


Size : w550mm x d350 x h400(sh370)

Material : walnut,ヌメ革

Finish : oil



#909Shell chairをオーダー戴いたお客様から追加でオーダー戴いて
デザインした#909用のottoman(脚置き)。

既にお手持ちのshellchairと同仕様のヌメ革とウォルナット材にて製作。
緩やかな弧を描く座面はスツールとしてもお使い戴けます。

薄いピンク色のヌメ革が使い込むほどに飴色に変わっていく
姿を想像すると、
製作者としても今後が楽しみな気持ちになります。。



#909otto-6.jpg

#909otto-f.jpg

#909otto-up.jpg

#909otto-nume.jpg

#909otto-back.jpg

#909otto2.jpg
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2010年07月07日

7.7

20100707.jpg

昨年末の福山でのイベントで知り合った、
府中市上下の伝統工芸株式会社のFさんが初のご来店。
家具のこと、日々のこと、5時間も立話(!)
家族や社員さん、地域の人、、
たくさんの『大切なひと』のために奮起し挑戦されるFさん。
かっこいいなぁ。。
伝統工芸さんの技術を活かした
新作のオリジナルスツールの完成が非常に楽しみです。
やはり、どの世界においても
『自分』を超える
モノサシで志を貫いてるニンゲンはスケールがデカい、ウツワがデカい。
昔、
ある尊敬する先輩が僕にこんな質問をした。

先輩:「ヤリヤー、お前の夢はなんや?」

ヤ:「、、、、んー、家具屋になって独り立ちしたいです。。」

先輩:「俺の夢は、
    
    いつかオレの大事な家族や仲間やその家族、

    100人全員をハワイに連れて行くぜ。。」

心に響きました。。

当店のお客様も家具がお好きなのはもちろんのこと、
人として一本スジの通った、
生き方や大切なことを家具作りを通して勉強させて戴ける、
そんな方々と出会えることが
何よりこの仕事のやりがいでもある。

たくさんの感動と経験が良いものづくりの素なんだろうな。
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2010年07月02日

Heart of Gold..

table finish.jpg

ハードメープルの天板がfinish。
テーブルトップは水や汚れなどに日々晒される
使用条件のため、
仕上げのオイルには耐水性の高い桐油を主体とした
オイルを自らブレンドし、木部に塗っていく。
桐油とはアブラギリと呼ばれる木の種子から採取される
天然油で、日本国産の物よりも支那油桐とよばれる
中国産の方がその性質は優れるようです。
通常のオイル仕上げの場合に発生する
水の付いたコップを置いた跡(輪ジミ)などにも
桐油の場合かなり有効です。
なにより
その黄褐色はメープル材に塗装すると
黄金色に輝きます。
化学系塗料では得られない輝きだと思う。

table finish2.jpg
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2010年06月29日

6.29

tableedge.jpg

8月に新築のお住まいに移られるお客様からの
ご依頼で製作しているオリジナルダイニングテーブル。
ミニチュア製作や原寸サイズでのディテールチェック
アイデアスケッチでお客様と打ち合わせを重ね
デザインを煮詰め、
現在本製作の只中だ。

6アップ3.jpg6アップ2.jpg6アップ.jpg

ミニチュアといえど、しっかりと作る。
で、よく使うのが爪楊枝。
主にボンドの接着面が小さく強度が出ない箇所に用いて強度を得る。
打ち合わせなどで持ち運ぶ間にコワレちゃったら
元も子もないですもん。

6table1.jpg6table2.jpg

本製作と同じハードメープル材でつくる1/6サイズミニチュア。
初めて試すデザインなどはミニチュアや部分的な原寸大でチェックを行う。
図面だけでデザインが決まれば必要のない行程だが
なかなか図面だけではデザインは決まらない。
意匠的なプロポーションの確認、構造上の強度など。
今回も脚部の角度や部材の巾などの変更を行った。

ちなみにミニチュアを置いている下のテーブルは
店主自邸のハードメープルのダイニング試作品。
製作してからまだ3年位ですが既にメープルの経年による
アメ色具合がたまりません♪
チョット分かり難い画像ですが。。

makuita.jpgtable legs.jpg

こちらは本製作分のパーツ。
お客様のご要望で所有されているMogensenデザインの
Spanish Chairから着想を得たディテール。

天板.jpg

堅くて重いハードメープル。
その板を接ぎ合わせて1800ミリ×900ミリの天板を作る。
一人で持ち運びするのがやっとの重量。
接ぎ合わせた後、カンナで平滑面を出していく。
夏場はこの作業がなかなかコタえます(汗)。。
posted by 店主 at 04:28| Comment(0) | TrackBack(0) | Work

2010年06月03日

6.1-2

P6010925.jpgP6010963.jpgP6010962.jpg

六月は出張からのスタート。
現在進行中のproject、
健康建材を扱っておられる
今回のクライアント様の施設の見学・打ち合わせのため鹿児島へ。
家具ブランド起ち上げに際して
僕はその家具の
デザインとディレクションを担当させて戴いている。
普段は自分がヤリヤ家具店として製作するための家具デザインだが
今回はちょっと勝手が違う。

自分の設計した家具を別の職人さんが製作する。
もちろんそのデザインは
クライアント様の思いやイメージをくみ取り
ひとつひとつの課題と向き合っていく作業を経て
形作られる。

ぼくはいわゆる本職(それを生業とする)のデザイナーではないけど
日々木という素材に触れ、家具の設計について考え、製作について考える。
そんな工房での日々の思考の繰り返しが
このような機会になにかしらの役に立てれば、と思う。

じっと停まって頭で考えてても
良いものは生まれない。
アイデアは生まれない。
ガンガン動きまくって、
挑戦して、
失敗してる、
そんな家具屋になろう。

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2010年05月24日

5.23

雨の日曜日、また尾道へ。

昨年尾道のある集まりでお知り合いになったカフェ Classico [ クラシコ ] さん。

先月のお店のオープンのご案内をいただいてから、
やっと今日お店に遊びに行く事が出来ました。

自家焙煎されたspecialなコーヒー&ケーキが絶品でした。
コーヒー豆に対するコダワリと情熱の成せるワザだなぁ、と。。

オーナーご夫妻の人柄とコーヒーの香り、
antiqueなオブジェがインテリアに溶け込んだ
素敵なお店です。

帰路の車中は、
おみやげに買った挽きたての豆の香りでいっぱいに満たされたのでした。。

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その後久々のブサイクさんのライブを聴きにライブハウス
oye como va へ。
相変わらず笑かせていただきました。。
ごちそうさまでした(笑)!

【出演】
    DRIED BONITO (東京) http://www.driedbonito.com/
    The Busaiku Brothers Band http://bitter.swee.to/busaiku/

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2010年05月19日

walk the line...

walk the line.jpg
photo by D’s project

職業柄、線<line>を扱う事は多い。
アイデアを鉛筆やペンでスケッチしたり
CADでマウスを使って線を引いたり

しかし
自然界に存在するのは線ではなく
「点」であって
線は点の連続。
「物体に輪郭線は存在しない。線に見える部分は新たな物体の始まりだ。」
とは天才レオナルド・ダヴィンチの言葉。
最近の研究では氏の代表作である
『モナ・リザ』のスフマートと呼ばれる技法による
リアルな色彩の移り変わりも100分の数ミリと言われるほど
小さな点の集合による、気が遠くなるような数の点描技法によって
描かれたのではないか?と言われているようです。

大事なのは線を引っ張る事ではなくて
線を繋ぐ点と点を打つ作業なのか。。。

近目で点を打ち続ける忍耐力と
遠目で全体を見渡せるバランス感覚。

遠くで、
近くで、
「点」を意識する。

こんなことがありました。
先日の倉敷でのイベントで初めて知り合ったと思っていた
毛織物作家のてくてく堂のフジワラミドリさん。
実は2年前に福岡のとあるお店でお会いしていた事が判明(!)
お店での滞在時間は確か、ものの10分ほどで
直接お話はしていなかったにもかかわらず
憶えてて下さった事にありがたい気持ちになりました。。
2年後に遠く倉敷でお会い出来るとは。。
あの時の点が繋がった感覚でした。
posted by 店主 at 22:11| Comment(2) | TrackBack(0) | LIFE